正直、足が震えました。

2010.9.4

バチーーーーンッッ!

と、教室中に響き渡る肉を打つ音。

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目の前で人がフッ飛ぶのを

はじめて見ました。

きのうは

世界ヘビー級王座を獲った
伝説級のプロレスラー大森 隆男選手の
授業だったんです。

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デカい!身長190cm!史上最強の先生登場。

授業テーマは「プロレスの真実講座」。

プロレスは格闘技なのか?

それともショーなのか?

プロレスを1度は見たことがある人なら

抱くこの疑問に終止符を打つ90分でした。

登場するやいなや

「まずテストをします」と大森選手。

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歴代レスラーのニックネームを答える問題。

と、思いきやトンだサプライズが待っていた。

1問も回答できていない参加者を

見つけた大森選手。

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それからプロレスラーの「キレる演技」が

はじまったんです。

ガターーーンッ!!!!!!

なんと教卓を足蹴り一発。

現場は一瞬で凍りつきました。

(じつは打合せにもなかった演出。
演技かわからずわたしは震えあがりました…)

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ハンパない凄み。怒気。狂気。

そして、喝を入れる逆水平チョップ。

(参加者の方は後ほど大森選手に

感謝してましたが、わたしなら絶対泣いてました…)

コーディネーターも緊張する中、授業再開。

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「じつはプロレスに関われる仕事なら

プロレスラーじゃなくても、レフェリーや
裏方のスタッフでもよかったんです」

プロレスラーをめざした理由をきくと

そんな答えが返ってきました。

聞けば動機はとてもミーハー的な好奇心から。

子どもの頃からプロレスが好きだった大森選手は

その裏側をのぞきたかった。

リング上では憎み合っているレスラー同士は

じつは楽屋に行くと仲がいいんじゃないか?

ジャイアント馬場さんの

16文キックは当たってないんじゃないか?

まさしく今回の授業で

わたしたちが聞きたいことを知りたくて
大森選手はプロレス界に入ったそうです。

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では実際プロレスはエンターテイメントや

“ヤラセ”だったのか?

たしかにプロレスは

客の目を意識してプレイする。

「それまでクリーンな試合がつづいてたら

場外乱闘やったり、イスで殴ったりして
盛り上げることは考えますね」

でも“ヤラセ”とは言い切れない。

レスラーたちは命をかけすぎている。

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「楽屋からリングに向かうときは

1歩1歩処刑台に上っていくような感じ」。

試合中に脳しんとうをおこして

意識がなくなることはめずらしくない。

カウントスリーは

失神したままということも多いそうです。

試合後にしばらく記憶がない

(試合をしたことすら忘れてる)ことも
しょっちゅうなんだとか。

「ぼくはケガが少ないほうなんです」

という大森選手は、首の頸椎にヘルニアを抱え
ひざの半月板がなく、24時間痛みがあるというお話。

「プロレスはエンターテイメントでも

格闘技でもないですね。
プロレスは、プロレスです。」

その言葉が、すごく納得できました。

今回の授業は

たくさんのプロレスファンのみなさんが
集まりました。

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全日本プロレスの下積み時代は

どんな毎日だったのか?

なぜプロレスリング・ノアを脱退したのか?

紳士王と呼ばれる理由は?

日本のプロレスはこのまま衰退するのか?

多くの質問が寄せられましたが

大森選手はその1問1問に真剣に
そして紳士的に答えてくれました。

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(プロレスラーは厳しい下積み時代があるから

ふだんは礼儀正しい人が多いそうです)

最初のドッキリから質問コーナーまで

90分間むちゃくちゃおもしろかったです。

大森選手、金曜日は

ほんとうにありがとうございました!

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