教室の空気が終始なごやかでした。

今回の授業は
タテマチ文庫&こまつ町家文庫の開館記念授業として
東京からブックディレクターの
幅 允孝先生がきてくださいました。
スタッフはくる前からドキドキ。
実は、教室にくるまえにこまつの町家のほうにも寄られていたんです。
生徒は、超満員。
立ち見がでるほどでした。
幅さんがブックティレクターになったきっかけは
自分が面白いと思った本を他人に伝えたい。という気持ちからなんだそうです。
幅さんの仕事は、
ご依頼があったところに本を届ける仕事。ただ本を届けるというわけじゃないんです。

例えば
どんな人が読むのか、などその場所にあったものは何かを考え、
セレクトして届けるそうです。
そのためのリサーチがすごいんです!
まず依頼された場所に赴き、そこを利用する人にインタビューを繰り返し
自分の中でその場所に必要な本を見いだす。
例えば、脳卒中のリハビリをするところだったら
脳卒中って?から徹底的に調べる。
本て、自分のおしつけだと読んでもらえない。
いかに自然に手にとってもらえる
環境をつくるか、を考えるのが楽しい。と幅さん。
さまざまな場所での人との出逢い、
届けた場所で本を伝えられた時の喜び、本当にこの仕事を楽しんでいるんだな
と感じました。

自分の得た情報が
自分の中にある情報とつながること。これがものを知る喜びだと思うんです。
本をたくさん読んでも、
ただ読めばいいんじゃない。そこでえた情報を自分の毎日に結びつけて
還元しておもしろおかしく生きるかが大事。
本で得た情報を
自分の経験に還元することは情報が錯そうする現代で
唯一自分を主語として生きる術
なのではないかと思っています。

すごく考えさせられました。
自称、本より人間好きな幅さん。
さまざまなエピソードを交えて
話していただきましたが、書ききれないので
具体的なエピソードは授業での“秘め事”にします。
幅先生ありがとうございました!







