ドキドキとした緊張がよみがえります。

きのうの晩はとうとう
金沢21世紀美術館の秋元 雄史館長と(株)アクティー/Being Groupの
喜多 甚一社長の対談授業が実現しました。
金沢の現代アート界のリーダーと
ビジネス界のリーダーとのまさにトップ会談。
テーマは「組織マネジメント論」。
秋元館長が
授業コーディネーターになって800名の社員を率いる“天才社長”こと喜多社長の
組織づくりの秘訣を聞きました。

なるほどなぁと深くうなづいてしまう
タメになるお話が次々と登場。リーダーシップをとる人間に
不可欠な5つの条件。部下は「家族」という考え方。
社長と課長が密につながる
アクティー流組織づくりの法則。常識を逆さまに考えて生まれた
「運ばない物流」論。理屈と感情とのバランスで
部下とつきあう人材マネジメント術。
秋元館長が組織づくりの話題で
恐竜絶滅の逸話をもちだせば、喜多社長が柔道や日本刀のたとえで切り返す。
1秒も飽きるところがない
見ごたえ100%の1時間半でした。なかでも参加者が
前のめりになって聴き入ったお話が喜多社長の「人を動かすコツ」。

喜多社長はどうやって800人もの社員を
管理しているのか?聞けば、喜多社長は正直800人どころか
10人も管理していないと言います。「部下を管理しているのではなく、
部下から管理されている」。言葉の真意を測りかねていると
とても興味深いお話が聴けました。
過去にアクティーのある1つの物流センターで
スタッフ全体の勤務態度が芳しくなかった。そこで喜多社長は
問題の物流センターに乗り込んだ。ひとりのスタッフに
「犠牲になってもらった」と喜多社長は言います。
お客さんの商品を
ぞんさいに扱っているスタッフを見かけた。喜多社長は
「キサマぁ~~!」とぶちギレてふつうではありえないくらい、
殺意を感じさせるほどの勢いで(笑)
スタッフを散々に叱ったそうです。
叱られたスタッフはもちろんですが
それを目の前にした70人の社員が鬼を見たように慄然とした。
翌日から
70人の社員の勤務態度がウソのように見違えたと言います。

統率するコツは、危機的状況をつくること。
そのあと70人の社員は
喜多社長の一挙手一投足、一言一句に注目するようになった。
「部下を管理するのではなくて、
部下に管理される」とはこういうことなんですね。
付け加えると
喜多社長は鬼のように叱ったスタッフに後で「すまんかった」と
何度も謝罪したそうです。
そういう情に細かい部分も
喜多社長が他に類を見ないリーダーたれるゆえんじゃないかと思いました。

組織マネジメントにかかわらず
仕事に取りくむ心がまえや人づきあいの要も教わった授業でした。
喜多社長、
今回もとても勉強になりました。本当にありがとうございます!
そして秋元館長も
すばらしい授業をプロデュースしていただきどうもありがとうございました!







