伝説杜氏の登壇です!

2011.5.7

日本の伝統文化の素晴らしさを知りました!

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先月28日の授業。

「伝説杜氏!ぜんぜんお酒が飲めないってウワサはホントですか!?」
金賞受賞歴25回!現代の名工に認定された天才杜氏の“利き酒講座”

授業の最初に

農口さんの酒造りの現場を取り上げた
「プロフェッショナル 仕事の流儀」を
見せてもらいました。

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16歳でこの道に入り、酒造り61年目の農口さん。

農口さんのつくるお酒の特徴は

濃厚な米のうまみにあります。
舌にうまみを感じさせる一方で
のどごしのキレは鋭くあとに残さない。

これが農口さんがつくるお酒が

芸術品といわれる理由だそうです。

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新しいお米が運ばれてから

農口先生とお米の勝負は約一ヶ月半続きます。

日本酒の原料は、米。

米のでんぷんをこうじ菌が糖に変え、
その糖をこうぼ菌が発酵させ、
アルコールを生み出すんだそうです。

「こうじは生命。

愛情をもって取り組む。」

その言葉の通り

農口さんはお酒造りの最中
何度も夜中に起きては酒室に
足を運ばせ、お米と向き合うんだそうです。

こうじ菌と、こうぼ菌。

2つの微生物をいかにうまくはたらかせ、
目指す酒をつくりだすか?

それが、杜氏の仕事だと

農口さんは言います。

お米からお酒になるまでの過程すべてに

全力で挑み続ける姿は本当に心にしみるものがありました。

そして授業中盤には、

皆さんお待ちかねの利き酒タイム!

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「今年は、今までになくむずかしい酒造りだった」

そんなお話を聞いた後だからでしょうか…

注がれるお酒は本当に尊くかんじました。

こだわりぬいて出来たお酒を堪能しつつ

ほろ酔い気分での授業。

お酒を堪能したスタッフによると

「こんなに甘い日本酒は初めて!」
だそうです。
よだれがとまりませんでした…

そして最後にたっぷりと

質問コーナー。

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「酒造りで一番大変なことは何ですか?」

「お酒が飲めないということで
どういったところで良いお酒か判断されるのですか?」
「現在製造されている11品目それぞれに想い入れはありますか?」
などなど…

たくさんの質問をいただきました。

一番大変なことは、毎年のお酒の把握。

毎年毎年お米は違う状態なため
お米の状態に合わせたお酒づくりを
しなければ味が守れないとのこと。
わかった!と思ったら、わからないのが酒造り。
農口さんが、毎年初心で酒造りに挑む理由です。

お酒を造る上で農口さんは

「多くの人の意見を聞く」んだそうです。
聞く耳をもつことで、
いままで見えなかったことが見えてくる。
それが、お酒が飲めない農口さんが
良い酒造りのためにしていることだそうです。

鹿野酒造で、現在製造されている11品目。

それぞれパッケージも違えば味も違います。
「お酒を飲まれる方の状態や
ふところ具合に合わせて
それぞれのお酒を楽しんでいただきたい。」
と笑顔で話す農口さん。

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その時々で寄り添ってくれる

お酒を選ぶということ。
なんだかお酒選びが楽しみになりました!

その他の質問にもたくさん答えていただきました^^

そして、農口さんからのお話。

杜氏としての36年間、本当にあっという間だったとのこと。

お酒を造っている段階では「無我夢中」
お酒を飲んでもらう段階では「お客さんの声が聞ける」
お客さんが喜ぶには?を考えてお酒をつくっていたら
時間があっという間にすぎていたそうです。

「日本酒は、日本の伝統文化です。

その伝統文化を伝えていきたいと思って
若い人を育てているんです。
世界に誇れるお酒があるんだという
自信をもって出させる。
そうじゃなきゃ、伝統を残せるか不安になってしまう。」

この言葉が印象的でした。

そしてなにより、人との出会いを本当に大切にしている農口さん。

人の喜ぶ顔を見るため、まだまだチャレンジしたいことが
あるんだそうです。

そして、大震災がおこった今。

戦後の日本を見てきた農口さんから
「この状況から、這い上がる力が日本にはあるんです。
悲惨な戦争を受けてもここまで立ち上がったんです。
日本の生き方があります。」
との力強いエールをいただきました。

授業終了後も

余韻はつづきます。
農口さん自ら参加者の皆さんに
お酒をつぎにまわり楽しくお話されていました。
とても楽しい雰囲気に
飲んでいないわたしもほろ酔いきぶん。

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今回の授業で

お酒造りを超えて人生感までをも芯から教えていただきました。
日本の伝統文化の素晴らしさを再認識、
日本人であるという誇りをもつことができました!

農口先生、ありがとうございました!