世界無形遺産「NO-GAKU」を実演&体験!

2010.4.27

すごくぜいたくな経験でした。

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先週末の授業。

宝生流能楽師・松田若子さんの
「能楽おケイコ講座」の冒頭。

ふつうの公演じゃありえない至近距離で

能を舞っていただきました。

演目は

「鞍馬天狗」。

あの牛若丸こと源義経と

鞍馬天狗が出会う名シーンです。

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小柄な松田さんのお体の

どこから声が出ているだろうと思うくらい
お腹に響く太い歌声。

能のイメージからは

想像がつかないさっそうとした身のこなし。

息をつくのも忘れるほど

迫力の演技でした。

感動の余韻もひかないうちに

対談スタート。

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さっそく授業タイトルの

「どうして能って無表情で踊るんですか?」
を尋ねてみました。

聞けば本来、

能は面(おもて)をつけて
舞う芸能だそうですね。

かつて能は大衆文化でした。

舞台から遠い観客でも見えるように

目鼻立ちがわかりやすい面をつけたんですね。

だからそもそも能は

顔の表情で演技する芸ではないんです。

能は、面で表情をつくるんです。

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面はよくできた道具で

すこし上を向くと晴れやかな表情になり
すこしうつむくと悲しみも表現できるんだとか。

面にも年齢があって

女性の面は高齢になるにつれて髪が
乱れてくるそうですよ。

今回見せていただいたのは

面をつけない略式の上演形式で
「仕舞」というそうです。

仕舞のときは演者は

無表情を徹するんです。

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なるほど勉強になりました。

ほかにも

「能楽」という名前を世間に広めたのは
前田のお殿様だったというお話や

そのお殿様が自分で演じたいがために

家来一同に能楽をやらせて広めた(らしい)ことなど

金沢で能楽が盛んになった背景も

教わりました。

そして授業はいよいよ

謡(うたい)のお稽古体験へ。

謡の本を見てア然。

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現代でいう楽譜と同じはずなのに

音符がないんですね。

じつは文字の右側にある

「-」のような印が音符の代わり。
(線が二重三重になってたり、
折れ曲がってたりで違いを表すんです)

どこかで見たことがあると思ったら

お経の本と同じ形式なんですね。

松田さんのあとに復唱してレッスンしました。

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さいしょはみなさん戸惑ってましたが

徐々に慣れてくると、
先生が声をかけなくてもつづくように!

実際に歌ってみてわかったんですが

大きな声を出すと、独特の節が
とても気持ちがいいんですね。

次は振り付けのレッスン。

扇子を持参した

若い人が率先して挑戦してくれました。

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いままで能楽って

観るものだと思ってましたが
じつは自分でやって楽しむものなんだと
実感できました。

授業の最後。

「金沢の人にもっと能楽に興味をもってほしい」
と松田さんはおっしゃってましたが
本当にそうだと思います。

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わたしたちは

世界無形文化遺産にも選ばれた
伝統芸能にふれるチャンスが
日常的にあるんですからね。

6月の百万石まつりの夜にあるという

「薪能(たきぎのう)」と
翌日の松田さんが主役を務める
「金沢定例能」は絶対見に行きたいです。

薪能は野外なので

能楽の原風景が愉しめるそうですよ。

そして朗報。

松田さんの能のレッスンが
近日部活として帰ってくるかもしれません!
先生もとても乗り気です!ご期待ください。

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松田先生、

週末の授業は本当に楽しいお話とレッスン、
どうもありがとうございました!