何度見ても笑えます。
週末の金曜日は
とうとうこの方が授業に来てくれました。
元探偵事務所職員という
異色の経歴をもつAさん(匿名希望)です。これまでお伝えしてきたように
本人の身元がバレるといろんな意味でマズイというわけで、大学史上初の覆面マスクでの登場でした。

知られざる探偵業の実態が明かされる
ということで、教室は最後列まで満席状態。さて、どんな話が聴けるのでしょうか。

……ごめんなさい。
いつもなら授業をくわしくレポートするところ、
あまりに話が社会風紀上きわどい内容だったのでほとんど公開できません(笑)
それでもなんとか“放送コードぎりぎり”のところを
いくつかご紹介しますね。授業の最初は
もう大学ではおなじみ“抜き打ちテスト”(笑)
意外な事実が発覚。
探偵さんって
じつは職業上の特別な資格や権限をいっさい認められていないんですね。
テレビドラマでは
事件現場に勝手に踏み込んだり資料を押収したりするイメージがありますが
そんな権利は1つもないようです。
いわばわたしたち民間人とおなじ。
そんな条件のなかで
一般人には手に負えない調査や捜索をするのでどうしても
違法寸前のことまでしなければいけないようです。

アブナイ道を渡ってきた探偵先生に、
プロの尾行マル秘テクをこっそり教わりました。(いろんな本で公開されているようです。
でも悪用はゼッタイ禁止です!)
尾行の極意は
「街の風景にまぎれること」。尾行といえば
建物の陰にかくれてみたり、相手に振り向かれたら
おもむろに口ぶえを吹き出したりする(笑)ような
光景が浮かびますが、それはNG。
運よくターゲットに気づかれなかったとしても
はたから見ている第三者が不審者だと思って通報されてしまいます。
たいせつなのは自然体にふるまうこと。
なにも特別なことをせず、ただの通行人になりきれば尾けていることを気づかれないそうです。
そのうえで
顔を見られても大丈夫なように変装する。
変装のポイントは
メガネ、帽子、上着。この3つさえ変えれば
ほとんど同一人物だと悟られないそうです。なるほど
初めて会った人を見るときにまず目がいくのって、
だいたいこの3つの部分ですよね。

授業ではこのような調査テクを使って
解決した案件をいろいろ教えてもらいました。
ちょっとひいてしまうくらいリアルな内容…。
話を聴いてわかったのは
現実の探偵の仕事というのはドラマのような難事件の推理は少なく
浮気調査など男女関係のもめごとの処理が
ほどんどだということ。
そして
探偵は依頼人の悩みを解決する正義のヒーローというよりも
利益をいくら出せるかを追及する
ビジネスライクな仕事だということです。
社会の裏側を垣間見ることができました…(笑)。

もっと探偵業について知りたいという方は
実際に探偵事務所の求人面接を受けてみるというのも一手かもしれません。
先生いわく
洞察力と予見能力とコミュニケーション力がちょっと長けていれば
だれでもなれるということでした。
なんとハローワークでも調査員の求人が
出ているそうですよ。
コミュニケーション力が必要という言葉どおり
探偵先生はお若いのに、ホントに話が上手でした。授業中何度も爆笑が起こってました。
探偵先生、
お名前もお顔も存じあげませんが金曜日は楽しくて興味深いお話をしていただき
本当にありがとうございました!








