絶対ついていっちゃうな…」
そんな淡い恋心を抱いてしまうほど
素敵な紳士でした。
先日授業をしていただいた
(有)スローライフ 代表取締役社長でシニアソムリエの木村 功一さん。
これまでソムリエという職業に
抱いていたイメージそのままの知性と品格を目の前に実感しました。

北陸で初めてシニアソムリエの資格をとった木村さん。
当時、地方では新潟と九州にしかいなかったそうです。「ソムリエという職業は
もともと中世の馬車の運転手だったんですよ」「ワインの歴史は
人類の歴史より長いんです」「ワイングラスをテーブルの右に置くのは
人の心臓が左にあるからです」興味をそそられるお話を
次々に教えてくれました。
とくに目からウロコだったのは
「赤ワインは野菜の代替食品」というお話。ワインが発祥したヨーロッパは
日本のように土地が肥えていません。小麦や牧草しか育たない。
だから牛の肉や乳製品といった畜産業が発展したんですね。
やせた土地でも
唯一育った野菜(果物)がぶどうでした。
えっ?ぶどうにそんなに栄養ってあるの?
と不思議に思ったら、意外な答え。ヨーロッパ人は環境に適応するため
ぶどうを食べたら野菜のように栄養が摂れる体にDNAが変化しているそうです。
ワインが食中酒だと言われるのは
そういう理由からです。人間の進化って、スゴイですね。
「白ワインはワサビの代わり」というお話も。

授業の後半は
いよいよワインのテイスティング。木村ソムリエ自らグラスに注ぎながら
テーブルマナーを教えてくれました。
グラスの横には
なぜかレモンの入った紙コップが。まず白ワインをひと口味わう。
そのあとレモンをかじってから
もうひと口味わってみる。すると驚くことに白ワインの味が
まろやかに変わるんです。
「前よりおいしくなった」と言う人が半分以上。
じつはこれ木村先生が卒業した
カリフォルニア大学ソムリエ養成コースで習った料理とワインの相性を知る実験だそうです。
逆に赤ワインは
「おいしくなくなった」という人がほとんどでした。このほかにも
たくさんタメになるお話を聞きましたが長くなるのでおしまいにします。

とにかく木村ソムリエの
教養とウィットの豊かさに脱帽でした。木村ソムリエは夜は
ご自身のお店「ビストロとどろき亭(ひがし茶屋街)」か「葡萄酒街道(片町)」によくいらっしゃるそうなので
じっくりお話を聞きたいという人は
ぜひうかがってみてください。
木村先生、
先週末はどうもありがとうございました!







