“だしをとる”暮らし

2011.9.28

その日タテマチ大学には
楽しそうに響く女性たちの笑い声。
香り豊かな鰹節の匂い。

 

ん~~~♪ し・あ・わ・せ♪♪

そう、その夜タテマチ大学は幸せの匂いに満ち溢れていました。

 

昨日9月27日(火)は藤江のアノ人気店

Cajon(カホン)のオーナー伏見さんの”調理実習”つき家庭科授業だったのです。

食育学部プレゼンツ

「島料理マスター!秘伝のダシの取り方は門外不出じゃなくって!?」
スローフードの極意とは?
超人気店のレシピを学んで食べるオトナの家庭科授業

 

「家庭科授業」とあって、今回は女性の生徒さんがいっぱい。

ただ今回の調理実習は”基本の基本”。

“だし”の実習です。

1、昆布を入れて弱火にかける。

2、昆布を出して火をとめる。
3、鰹節を入れる。
4、ざるでこす。

 

はい。それだけ。

基本の出汁はこれで終わりです。
それだけです。

 

だけど

このときの一番だしが、最高に、おいしい。

 

みなさん、だし、とってますか?

 

 

もちろん「だし」をとって終わり。ではありません。

今回は基本のだしをベースにふたつのおつゆをつくりました。
「うどんつゆ」と「天ぷらつゆ」

どちらも基本のおだしに少し調味料を加えるだけ。

調味料を加える割合はレシピであるけれど
「まぁ、そこらへん(割合)はお好みで。」と先生。

「レシピの割合は基本だけど

”旬の素材を楽しみたいとき””お酒の肴を楽しみたいとき”など
自分のお好みで合わせてください。」
と伏見さんは言います。

そっか、レシピは基本でしかないんですね。

自分好みの味を見つければいいんですね ♪
この日のおつゆは、うどんも天ぷらも香り高くてやさしいお味でした(^^)

 

 

 

でも、今回伏見先生の授業で一番学んだのは

”だしのつくり方”でも、調理実習でもなく

『だしをとる時間』について。

 

日常生活の「基本」の時間。「当たり前」のこと。

大切にしてますか?
そんなことをさりげなく、気付かせてくれた気がします。

 

伏見さんは「Cajon(カホン)」という”スローライフ”を提案するお店をもちながらこう言います。

 

「”スローライフ”というのは、ひとつのライフスタイルなんです。

ライフスタイルは、個人の価値観や趣味嗜好によるものだし

好きな人がそうすればいい。
僕も好きだからやってるだけのこと。

ただ価値観があるからこそ、ライフスタイルは形成される。

美しいものを見れば、美しい感性が養われるし
いい音楽を聞けば、音楽の感性が養われる。
いい食べ物を食べれば、いい身体ができる。
ただそういうこと。

僕らはひとつのライフスタイルの入り口でしかないんです。」

 

あのCajon(カホン)のオーナーがスローライフについて

そう話してくれました。

最近では環境問題等から「スローライフ」を強く提唱されることも多く

たまに自分の生活を心苦しく感じることもありますが
伏見さんからお話を聞くと
“スローライフ”という言葉が心にスッとはいってきます。

 

伏見さんは、ほんと、気さくで飾らない方で

授業中もお話途中で「あれ?質問なんでしたっけ??」と思わずポロリ。
授業始まる前は「教壇の高さを教室の床と同じ高さにしてほしい。」と
スタッフに話していたり・・( ^^)

きっと、その、気さくで、偉ぶらなくって、そしてみんなにやさしい人柄が

カホンのお店のスタイルをつくり
たくさんの人から愛されるお店となっているのですね。

 

伏見さんのようなやさしさ、日々大切にしたいですね。

 

それもやっぱり”スローライフ”から?

時間の余裕をもつことから、でしょうか?

 

伏見さんから習った「だしづくり」

ここからわたしも ”スローライフ”
はじめてみようかな・・

 

 

~~おいしい日誌~~

金沢大地さんの有機小麦の手打ちうどん

(東山お多福の2代目杉本さん、ありがとうございます。)

 

能登島有機栽培農家、高農園さんの野菜の天ぷら

 

チームごとに楽しく調理されてました♪

 

どれもこれもおしかった~~~~(^^)

ごちそうさまでした!