お茶の心得とは。

2010.12.17

第4回目をむかえた
21世紀美術館館長 秋元雄史の
まちなか対談シリーズ。

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今回は

茶道 裏千家今日庵業躰部 講師の
奈良 宗久先生をお招きしました。

「業躰」って、何なんだろうって思いますよね。

なんと家元の側近で、全国で30人ぐらいしかいない
内弟子なんだそうです!すごい!

授業の始めに、ペットボトルのお茶を飲んで

一番さいごにお茶をたてて飲み
違いを感じてみようということに。

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日常にみなさんもよく飲まれているであろう

「お〜いお茶」500mlです。

伊藤園さんは、ペットボトルのお茶だけでなく

お抹茶のほうも本格的に作られているんです。
家元の好みのお抹茶もあるそう。

次にお茶の歴史から。

今のお茶のスタイルが中国からはいってきたのは
鎌倉時代。

室町時代にはかの有名な千利休が登場します。

千利休と深い交流があったのが
金の茶室で有名な秀吉公。

お茶室は、密室政治の場であったとのこと。

内々の議は、利休が
公の議は、大納言秀長が
といわれていたそうです。

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どんな偉い人でも

身をかがめて、刀をおいて入る。
今つかわれているお茶室の形にしたのは
利休なんだそうですよ。

お茶は日本の歴史に密接に関わっていて

あとからあとからでてくるエピソードに
感心しきりでした。

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ついにお茶を飲む前段階

お茶菓子をいただくことに。
お茶菓子を食べてから、お茶をいただくのが基本。
お茶がメインなのでド派手なお菓子はNGなんだそう…
なんですが、金沢の和菓子は
京都に比べて甘いし派手なんだそうです。

お茶菓子が食べ終わり、

お茶をたてることに!

裏千家では、カフェオレのように

泡をたてるというのが基本なんだそうです。
初めての方は泡をつくるのが難しいとのこと!

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みなさん、苦戦しつつも

向かいあっている人に
お茶をたてあいしました。

今日、用意していただいたお菓子は

金沢の吉はしさんのお菓子。
お抹茶は、かんばやしさんの華の白
というものだそうですよ。

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なんで、飲むまえにお茶碗をまわすの?

まわしたら美味しくなるのかな…
とかじゃないですよ!
お茶をたててもらった人に感謝する、
謙虚な気持ちの表れなんです。
茶碗の正面をよけるために回しているんですね。

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お茶を飲む際は、

わざと「すする音」をたてて飲みます。
だいたい三口半で飲むのが鉄則らしいですが
音をたててさいごまで泡をすいきることが
感謝のあらわれだったりするんです。

お抹茶は、お茶の種類の中でも

唯一葉っぱをまるごと飲むお茶。
昔は、薬としても飲まれていたぐらいで
一日に何杯も飲むとおなかを壊すぐらい
強いものだそうです。
気をつけてくださいね。

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石川のお殿様前田家と裏千家とも関係も

興味深いお話でした。
前田家3代目の利常公の妻
玉姫のお姉さんが公家に嫁いだのがきっかけで
金沢には、京都から入ってきた公家の文化
江戸から入ってきた武家の文化が
ミックスしているんだそう。

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奈良先生のお父様は、

ご存じの方も多いと思いますが、
十代大樋長左衛門さんです。

利常公は晩年、お茶を興じ、

裏千家4代目仙叟(せんそう)さんを
よく慕ったそうです。
その仙叟さんが、寛文6年
京都から金沢にくるときにつれてきたのが、
初代大樋長左衛門さんなんだそうです!

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最初から最後まで盛りだくさんな授業でした。

奈良先生ありがとうございました!!