タテマチ大学がcafeと合体して食べられる大学になります。2011年9月1日(木)リニューアル開校!新教室は築90年をこえる町家の2階です。 新教室になるフルオブビーンズってどこ?

タテマチ大学ブログ タテマチ大学学級日誌

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取材などに関するお問い合わせ

タテマチ大学運営事務局
株式会社ヴォイス
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FAX/076-254-0252
担当窓口/米山

夏休みの部活です! 2011-08-02 15:05:25

こんにちは
ただいま夏休み中の
タテマチ大学です!


8月1日
夏休み第一回目の
部活はピラティスでした。


暑さが増しだるさも増しますが
カラダを動かしてすっきり!


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現在、部活を開催している
FULL OF BEANSの1Fは
カフェをしているので
部活がえりにお茶なんてのも
オシャレですね!^^

ピラティスの次回開催予定は
8月8日です!


初めての方でも体験レッスンがありますので
気軽にご参加ください。^^


古いは新しい?工芸進化論。 2011-07-27 12:24:42

7月22日に開催された
秋元雄史のまちなか対談シリーズ#8


「さぁ館長!新鋭作家の工芸作品を見てなんと説く…!?」
卯辰山工芸工房の若手作家4人と
21美館長の“工芸進化論”セッション!
のレポートをお送りします!


IMG_1917.JPG


この授業には、卯辰山工芸工房から
4名もの先生をおむかえしました!
レポートもちょっと長めです。


各先生の名前は、
染をやられている樫尾 聡美先生。
金工をやられている河野 迪夫先生。
ガラスをやられている田原 早穂子先生。
漆芸をやられている野口 健先生。


手法は先生ごとにちがっていたので、
作品紹介されるたびに、ワクワクしました。
工芸とひとくくりにいっても、
それぞれに技法があり、とても奥が深かったです。


かんたんにですが、
先生たちのご紹介をします。


01clean01-big.jpg

樫尾先生は、染色をしておられます。
とてもきれいな色が作品いっぱいに広がります。


作品の模様は、規則性があるようでなく、
個々が尊重しあっているような素敵な柄でした。
実物は、近くでみるとその細かさに圧巻!


もともとは装飾などに興味があったそうです。
そこから染に出会い、はまっていったそうです。


染めは水分の量によりにじみ方がかわるようで、
今はその染料と水のかけひきを楽しんでいるそうです!^^


01タイトル未定.jpg

河野先生は金工をしています。
金工といってもさまざまで
銅をまぜたりもするそうです。


河野先生は金属を触っていると昆虫のイメージがわくそうです。
今回紹介して頂いた作品も昆虫をイメージされたものでした!
スライドでも何点か紹介してくださったのですが、
実物はとってもディティールが凝っていて、
動き出しそうな迫力でした!


ここで秋元館長からの豆知識。
「金属工芸をしていた人は、昔は刀職人だった。」とのこと!
刀は刃ばかり注目されますが、
それ以外のところの細かさったら
びっくりするほどですもんね。

04transcription-2.jpg

野口先生は漆工芸をされています。

漆といえば、お椀など決まった形で
作品をつくっていくことが多いそう。
けれど野口先生は「乾漆」という技法を使っています。


一般的ではないですが自由な形ができるそうで、
昔の仏像などを作る時に使用されていたそうです!
なんとあの阿修羅像もこの技法とのこと!


見た目も持った感じもとても軽いのですが、
阿修羅像を見れば分かるように、
千年以上ももつ、とても丈夫なものです。


館長がおっしゃった、
「いま丈夫っていわれてるものは、どれだけもつか保証がないけど、
これはもう証明されてるよね」という言葉に納得。
千年以上ももつ技法なんて、
そうそう見れるものではないのでとても感動しました。

田原3.jpg


田原先生はガラス作家さんです。


高校生のときは油絵を専攻されていたのですが、
ガラスのきれいさにひかれ、
今ではガラスをあつかうようになったとのこと。
けれど、表現方法は
油絵をやっていたときのことが活かされているそうです。


一見、田原先生の作品は、
ガラスの中に絵や色がちりばめられていて
とても立体的にみえるのですが、
作り方は平面でやっているのと変わらないそうです。


これはガラスの技法のひとつで、ガラスの板に絵をつけ、
溶かして型にいれると断面があわさっていき、
結果立体物になるそうです。
館長も興味津々でした。


授業は、先生たちの自己紹介、作品紹介と進みました。


IMG_1923.JPG

工芸というと、おばあちゃん世代っぽい、
古いイメージをなんとなく持ってしまいますが、
今回紹介してもらった先生たちの作品は
どれも古さなんて一切感じませんでした!
館長も現代アートについて触れられていました。


お待ちかねの質問タイムには
鋭い質問がいくつもよせられました。


「もし、生活用品をつくってと頼まれたら?」という質問には
先生たちはあまり想像できないようでした。


樫尾先生
「着物とかだったら…いや、むずかしいですね」
河野先生
「なるべく答えたいですけど、作品的要素は残さないと思います」
野口先生
「時間がかかるので答えにくいですが、器とかなら…」
田原先生
「挑戦しておもしろそうなものであればつくるかもしれません」


IMG_1929.JPG


野口先生が言われてましたが、
もともと工芸はとても時間がかかるもの。
そういった点からも想像がつかないのかもしれません。


館長も、1つの作品にとても時間がかかるので
つくりたい作品にたいしてブレず、
たえず集中力が必要だとおっしゃいました。


田原先生がこの質問のときにお話されていたのですが、
ガラスの箸おきをつくったときに、
着物の帯留めにできないかと相談されたことがあるそうです。


このお話を聞いて館長は、
金沢と芸術についてお話くださいました。


金沢は身近な芸術が多いそうで、
たとえば漆だと、一般家庭にも何気なく使われているそうです。
(5万くらい価値があるものも普通に使われているそうです!)


いい漆はとても軽く、つかえばつかうほど艶がでてきて、
プラスチックに間違われるほど。
みなさんのお宅にも、安いプラスチックのお椀かと思っていたら
実は漆のお椀だった!…なんてことがあるかもしれませんね(笑)


館長は最後に、
京都と金沢で芸術を比べると
京都の方が歴史は長いので比べようがないけれども、
現代でみると、こんなに芸術との距離が近いのは
金沢だとおっしゃいました。

何気ない生活のなかに芸術があるって、
とても素晴らしいことですよね。


授業後も先生たちと生徒さんは
楽しく交流されていました^^

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卯辰山工芸工房は開放されていますので、
作家さんたちを身近に見ることができます!
お越しくださった先生もいらっしゃるので、
興味のあるかたは卯辰山工芸工房へ^^


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■卯辰山工芸工房
〒920-0832 石川県金沢市卯辰町ト10
TEL:076-251-7286
受付時間:9:00〜17:00
※火曜日休館
http://www.utatsu-craft.gr.jp/index.html

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秋元館長、
樫尾先生、河野先生、
野口先生、田原先生、
お忙しいなかありがとうございました!