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タテマチ大学運営事務局
株式会社ヴォイス
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MAIL/info@tatemachidaigaku.jp
FAX/076-254-0252
担当窓口/米山
“加賀友禅が服の歴史を変えた!”
と、先日のブログで思わず興奮して報告しました、
「加賀友禅の店ゑり華」店主の
花岡 博司さんの授業。

きょうは授業で学んだ
加賀友禅のすごさや和服の魅力を
もうすこしくわしくお話しますね。
当日は立派な着物姿で
登場された花岡先生。

10年ほど前から
365日和服で過ごすようになったそうです。
和服というと
着るのがめんどうというイメージがありますが、
じつはスーツを着ていた頃より
身支度が速くなったそうです。
実際に男性スタッフをモデルにして
着付をすると、実質3分もかからず
着替えられました。

↑寒そうですが、スーツと比べて
股の下が開いてないので保温性も高いんだとか。
次は女性の着付実演。
100万円近くのお召しものだそうです!!



教室の空気が一気に華やぎました。
おもしろかったのは
着物はたった一着で
何十何百通りの印象をつくることが
できるということ。
ポイントは襟と帯紐の色でした。
重ね襟で赤色を加えるだけで
見た目がとても華やかなに。

浅黄色にすると清楚な印象に。

黒色をつけると、フォーマルになりました。
ワンポイントを変えるだけで
印象がまったく違ってくるんですね。
「着物は年齢やそのときの季節や場所柄に応じて
自由に微調整ができる服。」
中でも帯紐はとても大事。
「どんなに立派な着物を着ていても
帯紐が悪いと、すべてが台無しになる」そうですよ。
後半は加賀友禅のことを
くわしく教えてもらいました。

1650年ごろに発明された
加賀友禅の染め技法のどこが
すぐれていたのか?
それは“染める技術”よりも
“染めない技術”にあったそうです。
「防染」といいます。

じつは生地を染めるだけなら
それまでもかんたんにできた。
生地を染料に浸せばいいだけです。
でもたとえばその生地に
白いマルを描きたいと思ったら、
その部分だけ“染めを防ぐ技術”が必要になるわけです。
加賀友禅は独自の糊(のり)の技術を使って
それを実現したのです。
加賀友禅の登場以前は
生地に絵柄を描くときは
ぜんぶ刺繍に頼っていたそうです。
いまの着物の模様がぜんぶ刺繍だとしたら
たいへんな手間がかかるし、着たらとても重いでしょうね。
加賀友禅の誕生以降
ひとは生地に自由に模様を描けるようになった。
そう思うとものすごい発明ですよね。


ファッションの国イタリアの
トップデザイナーたちは
いまでも加賀友禅由来の染め技法で
服をデザインしているそうです。
加賀友禅の誕生地のわたしたちは
この世界的な伝統工芸に
もっと誇りと愛着をもつべきだと思いました。
花岡先生の夢は、
加賀友禅の新時代をつくる作家を育てることだそうです。

そして
地元の方を含め日本人が
もっとこのすばらしい着物をふだんから着ることが
できるようにアイデアを考え、
普及活動をつづけたいとおっしゃっていました。
わたしたちもぜひ応援したいです。
もっと加賀友禅のことを教えていただきたいです。
またお店へおジャマさせてください。
花岡先生、
とてもためになる授業、
ほんとうにありがとうございました!


