タテマチ大学がcafeと合体して食べられる大学になります。2011年9月1日(木)リニューアル開校!新教室は築90年をこえる町家の2階です。 新教室になるフルオブビーンズってどこ?

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お買い物で、世界は変えられる! 2009-11-07 18:24:44

うーーーーーーーん…
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昨晩の授業は
すごく考えさせられました。


フェアトレード店「コミュニティトレードal」
オーナー・小浦 むつみさんの
“お金の流れを学ぶ講座”です

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まず授業では
なぜフェアトレードという新しいやり方が
生まれたかを知るために、
わたしたちが買う服や食料品の原料をつくっている
生産国の現状を学びました。

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……ショックでした。


これはインドのある地方のお話。


そこの人びとは
わたしたちの服や毛布の素材となる
綿(わた)を畑で栽培しています。


インドの畑作地というと
田舎ののんびりした農村をメージしていました。


しかし、この地方では
1年に1000人の農民が自殺しているという
驚愕の事実があるんです。


借金難による自殺です。


村では先進国の需要を満たすために
大規模な綿畑をつくりました。


すると大量の害虫が発生しました。


人びとは害虫を駆除するために
農薬を買わなければなりません。


先進国が支払うわずかな綿の代金では
まかないきれないほど高価な農薬です。


でもそれがなければ綿は全滅。収入がゼロになる。
農民は借金をしてでも農薬を買う。


農薬は使えば使うほど効果が薄くなるので、
加速度的に必要な量は増える。
借金地獄が待っているのです。


じぶんが買う安いTシャツの背景に
こんな事実があったなんて
知りませんでした。

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ほかには
8歳や11歳の子どもたちを
工場で酷使するネパールのお話も悲惨でした。


そこでは子供たちが
風邪をひいたり病気になると
工場裏のゴミ収集所にほんとに捨てるそうです。
信じられないですよね。

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このような悲劇の引き金を
わたしたちの消費生活が引いているとしたら、
……ゾッとしました。

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フェアトレードは
こういった貧しい国の現状を変えるための
新しい貿易のやり方です。


たとえば
先のインドの綿畑の例では
日本のフェアトレード団体は
綿を通常の1.5倍の値段で買い取ります。


そして農薬を使わない綿の栽培を勧める。


じつは綿畑の隣に豆畑をつくることで
害虫の天敵であるテントウムシなどが増えて
害虫を食べてくれるのです。


おかげで無農薬の良質な綿が育ち
オーガニックコットンとして
生まれ変われるのです。

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農民たちは労働の正当な対価を得ることができ、
商品の品質向上に精を出す余裕も生まれる。


このようにフェアトレードは
単なる資金援助やボランティアではなく
貧しい国々の人びとの自立を助ける取り組みなんです。


ただの援助じゃないというところも、
じつはミソ。


たとえばよく耳にする
アジアの恵まれない国に古着を送ろうという援助活動。


あれはある面では
その国の人びとにとってマイナスの死活問題。


その国にも服を売って生活を成り立たせている人が
たくさんいるわけです。


日本から大量の古着が届けば
服を買うお客さんはいなくなる。収入がなくなるのです。


後進国の人びとの生活を壊さないで
自立を後押しするのがフェアトレードなんです。

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本当に勉強になりました。


授業でとくに印象に残った言葉は
「わたしたちのお買い物は、投票行動と同じ」という言葉。


先の例でいうと
8歳の児童を工場で働かせてつくった
安い商品を買うということは、
その工場で行われている悲劇を容認すること。


選挙の投票のように、そのやり方に賛成の1票を
投じているのと同じなんですね。


それほどわたしたちの買い物って、
責任が重い。


逆に考えれば、
フェアトレードのような商品をすすんで買うことで
ちょっと世界を変えられるかもしれない。


ふだん買い物をするときに
その商品の背景について
もっと知らなければならないと
反省しました。

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最後にいま小浦さんが取り組んでいる
NPOバンクのお話も聴けました。


預金をとおして
市民が地域の事業に興味をもつきっかけができる
というところがおもしろかったです。


くわしくはこちらのホームページで紹介しています。
ご覧ください。

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小浦さん、
きのうはとても大事なお話を
聴かせていただきありがとうございました!


そしてこれからも世界のために、地域のために
がんばってください。


タテマチ大学スタッフ全員で応援しています!

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↑教室にフェアトレード商品をもってきていただきました。
人気の激辛チョコ「アヒ!チョコレート」です。

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